日本語学科は学科の建設と実践の教学を重視している。主要課程の「総合日本語」課程群は四川省精品資源共有課程として編入し、編集された『大学現代日本語』シリーズ教材は四川省の十二五規划教材に入選された。また、「日本語スピーチ大会」、「日本語作文大会」、「日本語カラオケ大会」や「演劇祭」、「グルメ祭」、「日本語コーナー」などの「日本語第二課堂」が行われ、さらに日本神鋼(成都)、言語橋などの機関と共に学外インターンシップ基地を設立し、東京または福岡などでも海外インターンシップ基地を設立している。
学生が公費留学のチャンスが多い。日本語学科は、日本の多くの国立大学、公立大学と提携し、留学生の交換プロジェクトを設けている。そのうち「日本山梨大学交換留学プロジェクト」と「日本県立広島大学交換留学プロジェクト」が、国家留学基金委員会に選ばれ、毎年10人余りの学生が日本に国費で留学できる(13万円/月+往復航空券)。
日本語学科の専項奨学金が多い。神鋼会社は日本語学科の在学生を対象に奨学金を設置し、毎年学生の優秀者を6名奨励する。日本公益財団法人似鳥国際奨学財団は、「西南交通大学ニトリ国際奨学金」を設立し、毎年4人の在学生に1万元ずつ奨励する。
「日本語+」の育成スタイルが特徴である。120年余りの歴史のある西南交通大学の多様な学科の資源を十分に活用し、日本語能力を育成した上で、学生の趣味と長所に合わせて他の専攻の履修科目と第二学位を選択することを励ましている。学生たちは国際レベルの大会で引き続き優れた成績を獲得した。このうち、陳颖さんは2016年5月第11回「中華全国日本語スピーチ大会(西南地域)」で特別賞を受賞した。卒業生は教育、科学研究、外交、CCTVやNHKなどの主流メディア、金融、管理、法律、政治、ソフトウェア、物流、書道など多くの分野で活躍している。
人材育成の質が高く、2018年度の学部卒業生40人のうち、7人は浙江大学、南京大学、武漢大学、天津大学などの国内一流大学また11人は東京大学(2人)、京都大学、大阪大学、名古屋大学、東北大学などの日本名門大学に合格した。